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ここはシルバーレイン(TW2)の自キャラについてのブログです。      シルバーレインを知らない方やアンオフィ設定・背後である影正の暴走が見苦しい、嫌いと思う方は回れ右をしてお帰りください。
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ピンナップか・・・どうしようかねぇ・・・。
影正「皆様おはこんばんちわ、一日に何回これ言ってるかわかんない影正です」
烈司「おはこんばんちわ・・・同上だ」
影正「うーんまぁタイトル通りなんだけど。ピンナップ面白そうだよね?」
烈司「まぁ興味はあるな・・・というか、参加予定あるだろう?」
影正「それは3ピンでしょ?どうせなら2ピンやってみたいなぁと」
烈司「はぁ・・・相手、いないのにか?」
影正「だからあんときメモ出したのに・・・」
烈司「もっかい死ぬか?
影正「遠慮します」
烈司「・・・」
(大変の見苦しい光景が流れております・・・しばらくお待ちください)

なにやら血まみれの人型が地面に突っ伏している。
人型が動いた、なにやら立て札をノロノロとイライラする動きで立てた。
立て札にはこう書かれている。
『今回も文作作ってみました。いつもどおり目の強い方のみお願いします。俺はもうだめです・・・』

・・・老人の教育とやらは多岐にわたった。
文学・数学・物理・家事炊事・保健体育・・・。
そして一般教養と・・・お前は何処の教師だといろいろと言いたくなることがしばしばあった。
その教育を受けるうちに俺の体調もよくなり、普通に歩きまわれるようになった。
のはいいのだが・・・ソレにともなってかお目付け役ということで、以前のぬいぐるみの少女が俺の着物の端を引っ張りながら着いてくるようになってしまった。
トイレや風呂などはちゃんと離れてくれるため、別に着いてくるのはかまわないが・・・。
名前がわからないというのはいささか不便だ。
「あのさ・・・お前、名前は?」
俺の問いに少女は首を傾げながら俺を見上げると
「我輩は――」
「猫であるとかぬかしたら叩くぞ?」
俺のつっこみに少女は頬を膨らませながらむっとした表情をしそのまま黙り込んでしまった。
本当に言うつもりだったのだろう。
「・・・もういいか、お前はこれからクロだ、うん決定」
面倒になったので勝手に決めることにした。
理由?それはコイツが持っているぬいぐるみの色が黒いからだ・・・安易なのは理解してる。
しかし、・・・少女からは特に反論も無く・・・
「ん――」
と、頷き、着物の裾を握る力を若干強くするだけだった。
・・・いいのか・・・その名で。
兎も角・・・これからコイツの名はクロと呼ぶことにした。
黒い猫の首には赤い首輪が巻かれ。鈴の変わりに銀の飾り物がついていた。

しかし・・・ココは不思議な場所だ、先生(老人)にならった病院という施設に似ているが微妙に異なっているように思える。
まず、医者がいないし俺と先生とクロ以外には誰もいない。
のくせに食料などは不思議と不自由しない・・・訳がわからない。
そんな疑問を頭のすみに浮かべながら、俺はナースステーションの裏にある先生に改造されたキッチンでクッキーを作っていた。
よく判らんが、唐突に作りたくなったのだ。
生地を作るために泡だて器で材料を段階に分けてまぜる。
これがなかなか力仕事だ・・・。
――俺はどうしてクッキーの作り方を知っているのか?
生地を作り終え天板にのせオーブンに入れて焼く。
――いつも傍にダレかがいた。
焼き上がりを待つためナースステーションの椅子に座り、正面に置かれた姿見を見る。
そこには黒い短髪の男が椅子に腰掛けながら黒い瞳でこちらを見ていた。
――こいつは、ダレだ?
どこからか声がする――。
これは、俺だ。おれ以外に誰がいる?
――では、コイツは・・・?
鏡の前の姿が変わる。
長い銀髪に青い瞳の男が、俺と全く同じ姿勢でこちらを見る。
・・・コイツはダレだ?
――これはお前だ。
これが、俺?見た目も全く違うのに・・・。
――お前が変わっただけだ、ただ、人並みを得るために仮面を被っただけ。
鏡の中の男が立ち上がりこちらに手を伸ばす
――お前にはそんな幻想は似合わない。さぁ、仮面を外せ。〝我〟を解き放て。
鏡の中の男は妖しげに笑いながらこちらへと手を伸ばしながら歩き出し――。
「レージ?お菓子焼けたみたいだよ?」
クロの声で俺は我に返り、キッチンへと続く通路を見た。
そこにはつまみ食いをしながらこちらを心配そうに見るクロがいた。
その姿に苦笑して俺はクロに近づくと彼女の頭をクシャクシャと撫で
「だめだろう・・・つまみ食いをしては」
俺の乱暴な扱いに、クロは目を細めながらも小さくうなづいたが、謝罪はしない。
どのみち、コイツにやるつもりだったから、俺もそれ以上は言わない。それが判っているからだろう。
そして、俺はクロの頭に手を置いたまま、姿身を見る。
そこにはもうあの男はいない。

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プロフィール

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影正
性別:
非公開
趣味:
音楽鑑賞。スピッツとかBUMPとか。
自己紹介:
一言で自分をモノに例えるなら「鉄」
無論、悪い意味で!
熱しやすく冷めやすい人間の典型的パターン。だめだこいつなんとかしないと。
自キャラ弄るのが大好き(ぇ

※このブログにある作品は、株式会社トミーウォーカーの運営する『シルバーレイン』の世界観を元に、株式会社トミーウォーカーによって作成されたものです。
 イラストの使用権は作品を発注した影正に、著作権は描いていただいた絵師様方に、全ての権利は株式会社トミーウォーカーが所有します。

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